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太陽光発電の自然災害対策は地域に合わせること

地震や台風に襲われやすい国「日本」は、自然災害対策は重要です。

太陽光発電システムは、家の外に設置しますので、災害による故障やシステム停止は心配なところですね。

そこで様々な自然災害に対してどのような策を講じてあるのか見ていきましょう。

太陽光発電の自然災害対策

日本列島は国土面積の割に南北に長く気温の寒暖差が大きい上に太平洋側と日本海側では気候が異なります。


落雷対策

特に太陽電池に雷が落ちやすいということはなく、設置したからといって落雷の確率が上がるということはありません。

ただ、落雷に備えておくのは重要ですし、高価な太陽光発電システムが故障しては困りますね。落ちる確率は上がりませんが落雷しないとは言えませんから。

そこで、もしもの時に備えてパワーコンディショナーには避雷器が組み込まれており、落雷による被害を抑えるようになっています。

メーカー保証についても雷による被害は保証対象に入っていることが多いので設置時に確認を行いましょう。

地震対策

太陽電池モジュールや設置する架台は、瓦の5分の1程度の軽さで屋根への負担は大きくありません。設置したからといって地震に弱くはなりません。

耐震対策として、振動やねじれなどに関する強度テストにも合格した製品ですから普通の地震には耐えうる設計になっています。

とはいえ、大地震でかなりのダメージを受けることがないとは言えませんので、メーカーや設置する施行会社に地震に対する保証がどうなっているかは確認しましょう。基本的なメーカー保証の場合、地震が対象外のことが多いでしょう。

台風対策

太陽電池の設置について建築基準法で、地上15mの高さで風速60mの風圧に耐えるように設計されています。台風の風速サイトで調べると風速60mは猛烈に強い台風で鉄塔が曲がる可能性のあるレベルです。

雪対策

雪国にあって降雪による太陽光の遮りと積雪による電気機器や屋根への負担は切実です。太陽電池モジュールや架台は傾斜角度に基準がありますし雪の多い地域での設置は特別に強化して設置をします。

また、雪が積もらず滑り落ちやすくなっていることから落雪による影響を考えて適切な雪止め防止策を取るように注意されています。

雪による太陽電池被害

ひょうやあられ対策

太陽電池モジュールは、JIS規格に基づき約3mm厚以上の強化ガラスを使用しており、ひょうやあられで割れることのないように設計します。

塩害

塩による腐食を防ぐために塩害対策仕様の設計を行います。塩害対策は各メーカーにより異なりますので海岸近くにお住まいの方はご注意ください。太陽光発電の質問その2

海岸は塩害がある

太陽光発電システムを設置するときには、リスクやデメリットを検討の上、自宅の立地や環境に合った設計を行うことが大切です。そのためにも複数の会社から見積もりを得て比較検討を行いましょう。

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