ダブル発電は主に3パターンに分けられる。
ガス会社が提供するエネファームやエコウィルを活用して太陽光発電と組み合わせるシステムがダブル発電。必要な電気の多くを賄う事ができる上、余った電気は電力会社に売って収入を得る事ができます。
ダブル発電の3パターン
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太陽光発電と組み合わせる形で、エネファーム及びエコウィルはガス会社が提供。
ガスよりIHが人気化したように、住宅の熱・温めを電気で行う路線がトレンドでした。危機感を強めたガス会社は様々な製品を開発。
- エネファーム×太陽光
- エコウィル×太陽光
- 蓄電池×太陽光
●エネファームは、ガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させて電気を作り出す仕組み。
●エコウィルはガスで発電する。
●蓄電池はダブル発電の場合、電力会社の買取価格が下がるために、小規模システムが人気。
太陽光発電システムは先ほど説明した通り、余った電気だけ高く買い取ってもらえる仕組みです。
ですので日中の発電している時間帯はできるだけ電気を使用したくありません。売電できれば1kWhあたり37円得するところ、使ってしまった場合は平均25円くらいの得に下がってしまうからです。ところが蓄電池の場合、日中の買電単価が平均32円ほどに上がっていますので、使ってしまった場合も32円のお得となります。ソーラーパートナーズ
ダブル発電に必要な機器の価格
- エネファーム:205.2万円(東京ガス)
- エコウィル:89.5万円(東京ガス)
- ソーラー蓄電池:126万円(スマートソーラー株式会社)
メリットは上手に使えば、売電量を大幅に増やすことや電気料金の節約をできること。
逆にデメリットは、初期導入価格が高いこと。補助金を上手に使うことでコストを下げることは可能。
価格や仕様が分かる参考サイト
今後、天然ガスが米国から輸入されるようになれば、ガス価格はさらに下がるかもしれませんし、ガス会社のサービス向上に期待。
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