再生可能エネルギー普及は地球温暖化問題がきっかけ
日本で太陽光発電を含む再生可能エネルギーが本格的に普及したきっかけは2011年の東日本大震災。
これにより原子力発電のリスクが日本中に広まって全国的に稼働停止。その不足した電力を補うために太陽光発電を中心に再生可能エネルギー普及政策が取られました。
ただ、元々、再生可能エネルギーが欧州をはじめ世界に普及しはじめたきっかけは地球温暖化問題。化石燃料を燃やすことで生じる炭酸ガスが地球を覆ってしまい気温上昇につながることは皆さまご存じの通り。
地球温暖化と炭酸ガス
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近年、世界中で集中豪雨や猛暑などの異常気象。魚の生息域変化。などが報告されています。
その大きな理由は地球温暖化。特に欧州や中国は石炭の使用量が多く、地球温暖化及び粉塵問題による健康被害に悩む。安く発電できるメリットはありながらデメリットの多さや資源枯渇から再生可能エネルギーを普及させようというのが世界的な流れ。
もちろん、地球温暖化と炭酸ガスには強い因果関係は無い。単なる地球の変化だという論もあります。しかし、原子力の災害リスク・石油争奪戦争・資源枯渇などを考えると化石燃料および原子力を使い続けるデメリットは大きい。
地球温暖化対策の有力な解決方法は、原子力から太陽光発電・風水力を利用した再生可能エネルギーにシフト中。
2050年には、世界の主力エネルギーは再生可能エネルギーにシフトするとの壮大なプロジェクトが世界各地で稼働。
この炭酸ガスを排出しないようにする社会を低炭素社会と呼ぶ。太陽光発電はパネル製造やシステム製造時には様々な電気エネルギーを使います。しかし、設置した後は何かを燃やすことなく無限に降り注ぐ太陽光を電気に変化しますので環境に優しいエネルギーの代表として日本や米国・ドイツなど各国政府が推進しているのです。
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