太陽光発電をつける否か？判断に迷う時の検討ポイント

今、太陽光発電は付けた方がお得なのでしょうか？補助金をもらえて電力会社に固定価格で買い取ってもらえます。

光熱費が安くなり、余った電気を売ることで、省エネにも貢献できるとメリットの多い太陽光発電をつけるべきでしょうか？

太陽光発電をつけるべきかの検討ポイント

屋根の向きや大きさ・形

屋根の向きや形・大きさで発電量が変わります。さらには、設置時のコストも異なりますので、太陽光発電向きの屋根かどうかをチェックしましょう。

太陽光発電向きの屋根：南向きで屋根角度は30度、屋根の形は単純な切妻屋根

屋根の形による価格の違い

補助金の有無

国からの補助金は、全国で利用できますが、都道府県や市区町村の補助金については、もちろん、その地域に住んでいないと利用できません。

地域により金額にかなりの差がありますので、補助金をどれだけ貰えるかをチェックしておきましょう。

1ｋWあたりの価格（キロワット単価）

太陽光発電システムの価格は、「価格を出力で割ったキロワット単価」で比べます。このキロワット単価は、1ｋW＝55万円以下が目安価格です。

設置する時に必要な初期費用の高い安いは、大きなポイントですね。

日照量の多い地域かどうか

日本の中でも、山梨・静岡・四国のように日照量の多い地域と東北のように雪の多い地域があります。年間日照量の多い地域と低い地域で採算は大きく変わります。

購入は現金かローンか

購入は一括現金払いだとローンの利息を払う必要がありません。その分、利益を出しやすくなりますね。

ただし、太陽光発電システム専用の融資（ローン）の利率は、恐ろしく低いので融資を受けて設置してもいいかもしれません。

日中に電気を使うかどうか

太陽光発電は、太陽の出ている日中に発電します。そして発電した電気を自分の家で使い、余った分を電力会社に売ります。

ところが、太陽光で発電した電気は自分で使うより、電力会社に売った方がお得です。これは、太陽光発電普及のために固定価格で買い取ってくれるためです。

そのため、日中の外出が多く、自宅で電気をあまり使わない方の方が太陽光発電で採算を取るには有利です。

生活パターン別のシミュレーション

何年で元（採算）が取れるか

太陽光発電は、長く続ける程、元が取りやすくなります。ただし、システム全体の劣化問題や今後の買取価格変更などリスクもありますので何年で元が取れるか計算しておきましょう。

社会貢献度

2012年現在、太陽光発電より原子力や火力の方が、価格的には安いのです。では、なぜ太陽光発電システムを導入するのでしょうか？

それは、環境問題や化石燃料の枯渇に対処するためです。原子力事故のダメージの大きさは皆様ご存じのとおりですし、地球が何億年かけて蓄えた石油や石炭を燃やして無くしてしまうことはむだなのではないか。温室効果はなどと価格だけではないデメリットが旧来の発電方法にはありました。

そのため、価格は少々高いものの太陽光発電などの再生可能エネルギーを普及させようという世論が形成されつつあります。

太陽光発電をつけた方がお得かどうか

では、太陽光発電をつけた方が良いかどうかです。採算に関して調べていけば行くほど、上記の検討ポイントの内容次第という結論に至ります。

もし、10年で元が取れる計算（見積もり）であれば、メーカー保証・買取価格の点からリスクが少ないので設置した方がお得です。

実際には、10年～20年の間のケースがほとんどだと思います。10年に近い程、設置に有利ですので、しっかりと何社も見積もりを取って検討した方が良いでしょう。

採算（元）を取るのに20年以上かかる場合には、あまり向いていないといえますので、ブームに乗って設置しない方がいいのではないでしょうか？

設置を検討するときには、何社か見積もりを取って、採算に合うかどうかを考えて設置しましょう。

DMMソーラーの実質8万円

太陽光発電システムの初期費用を実質8万円で設置するDMMソーラーでは、設置後の発電をDMM8割：お客様2割で配分します。
10年経過すると100％お客様のものになります。

つまり、初期費用の大部分をDMMソーラーが負担する分、発電した電気をくださいというシステムです。DMMソーラーは、10年間で費用を回収して利益が出ると予測しているわけです。

ここで、もう一つ、大切なこととして、DMMソーラーの実質8万円システムは、設置に審査があり合格率3割なのです。

DMMソーラーに合格すれば、利益が出る可能性が高いといえますね！