住宅向けの融資金利は特別に低く固定金利で1.0%程度!
住宅向け太陽光発電システムを導入するには、100万円以上かかります。(発電規模により異なります。)
そのため、ローン・融資を活用して太陽光発電システムを導入する人が増えています。
しかも、この融資の金利が、異常な程、低いのです。
住宅ローンの金利は、三菱東京UFJ銀行の変動型で、変動型:2.475、固定金利指定型:3年:3.150位です。
住宅向け太陽光発電の融資金利
それに対して、太陽光発電の融資金利はかなり低めです。まずは、各都道府県の融資制度を2~3見てみましょう。
「大阪府の例」
●融資限度額:1設備あたり1,500千円以内とし、償還期間は10年以内。
●融資金利:1%(償還期間を通して固定金利)
※融資機関において、保証料として別途、上乗せされる可能性があります。
「栃木県の例」
●融資限度額 500万円 ※他の公的補助又は融資を受ける場合は、当該金額を控除した額となります。(10万円未満切捨て)
●融資利率 年1.0%(固定金利)
「京都府の例」
●融資限度額:350万円(10万円単位)
●融資利率:年0.5%
埼玉県の金融機関:太陽光発電システム
埼玉県の金融機関の太陽光発電システム向けの融資制度を見ると一般的な融資に比べてかなり低めです。
・埼玉りそな銀行:金利2.35%(変動)、担保:不要
・川口信用金庫:金利1.975%(変動)、担保:不要
埼玉県の融資返済試算
なぜ、こんなに金利が優遇されているのでしょうか。
それは、融資を返せる可能性が高いからです。
埼玉県が試算した計算では、売電収入と電気料金の低減額分に相当する金額でローン返済をまかなえるようです。
●試算内容
出力4キロワット、導入費用200万円、返済期間15年、金利2.5%
固定価格買取制度のおかげですが、金利2.5%でローンを借りても15年で採算が取れるとは、心強いデータです。
銀行もソーラーローンなどの形で太陽光発電向けローンを準備しています。
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