専門用語:屋根の形や太陽光に関連した言葉
太陽光発電システムの専門用語のなかで屋根に関することやエコキュートなどエコロジー全般についての用語をご紹介します。
特に屋根の形は、見積もりを取るときに必要になりますので、自分の家の屋根について知っておきましょう。
太陽光発電システムを設置する屋根やその他の用語
屋根据え置き型 やねすえおきがた
太陽光パネルの設置方法の一つで、屋根の上に太陽光パネルを取り付けるスタイルです。
多くの場合、屋根に取り付けるための架台を設置し、太陽光発電システムを設置します。後付の機器であるため、固定資産税の課税対象外であることが多い。
屋根材一体型 やねざいいったいがた
太陽光パネル設置方法の一つで、住宅の新築、増改築時に屋根瓦と一体型の太陽光パネルを組み込みます。
家の設備として、固定資産税の課税対象になりますが、見た目はきれいです。
次に主な住宅の屋根の形をご紹介します。
寄棟屋根 よせむねやね
屋根の一形式。四つの流れを組み合わせた屋根。大棟の両端から四隅に降くだり棟の降りている屋根。なお、地域により、正方形平面で1点集中のものを指すことがある。
陸屋根 りくやね
別名、フラットルーフとも呼ばれる屋根の形状で、水平もしくはほぼ水平の屋根の形状が特徴。勾配がきわめて少なく、ほとんど水平な屋根。鉄筋コンクリート建築に多く、屋上の運動場・庭園などに利用。平屋根。りくやね。
切妻屋根 きりづまやね
棟を界として両方に流れを持つ、書物を半ば開いて伏せた形の屋根。
古くから多くの住宅で採用されている、最もポピュラーな屋根の形。
そのシンプルな形状と一面あたりの面積の広さから、太陽光発電にもいています。
片流れ屋根 かたながれやね
片流れ、すなわち一方にだけ傾斜する屋根の造り。また、広く、そうした屋根を持つ建物の様式。
南向きが最も太陽光発電には効率が良いのですが、北向きである事も多くその場合、効率は良くありません。
●言葉では伝わり難いため、屋根の形を画像で示します。
屋根の形状(出典:エコ奉行)
実際に太陽光発電システムを設置した屋根の写真
自立運転 じりつうんてん
電力会社からの送電が止まった時に行うパワーコンディショナーの機能の一つです。太陽光パネルからの電力により、限られた家電製品の使用ができる。
自治体によっては、災害時にこの自立運転機能の提供を周辺住民にすることを条件に、補助金を別途支給しているケースもあります。
時間帯別電灯契約
時間帯別電灯契約は、電力会社との契約の一つで、昼間の電気料金を割高にする分、夜間料金を割安にする料金制度です。
太陽光発電を導入した場合、昼間の電気は、太陽光発電で賄うことで、電気料金を節約しやすくなります。ライフスタイルに合わせて検討しましょう。
オール電化
オール電化は、家中のエネルギーをすべて電気でまかなうライフスタイルです。
ガス給湯器・ガスコンロなどを電気給湯器・IHヒーターなどに変更して電気に切り替えるスタイルで、太陽光発電システムとオール電化を導入して電気料金プランを変更することで電気代の節約ができます。
エコキュート
「エコキュート」とは、ヒートポンプを利用してお湯を沸かす電気給湯器です。
ガスを使わずに、電気の力でお湯を沸かすということで、IHクッキングヒーターと並びオール電化住宅に欠かせない機器です。
エコキュートは、ヒートポンプを利用して、従来の電気給湯器と比べて低い消費電力でお湯を沸かせる点です。ヒートポンプは、空気から熱を取り出すことで効率よくお湯を沸かすことができます。
IHクッキングヒーター
ガスを使わずに、電気を使って熱する調理器具です。ガスコンロの代替品として期待されて、マンション・戸建に限らず、IHクッキングヒーターを採用する家庭が増えています。
使用時に火が出ないことから、子供からお年寄りまで利用できます
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