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知っておこう!ソーラーパネルの廃棄処分にかかるお金

太陽光発電の寿命が尽きた後、ソーラーパネルの廃棄処分をしなければいけません。その際に廃棄処分費用はどれ位かかるのでしょうか?

まず、廃棄物の処分方法ですが、太陽光発電協会が様々な質問に答えています。

太陽電池モジュールの廃棄処分方法

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事業用と一般家庭用で扱いがことなります。

(1)事業用の太陽電池モジュール

事業用の場合、当該モジュールは、事業活動に伴うガラス屑、金属屑、廃プラスチックに該当し産業廃棄物となります。

(2)一般住宅用のモジュール

一般住宅用の屋根に設置された太陽電池モジュールは、業者に撤去工事を依頼します。そして、最終的に当該撤去業者を排出事業者とする産業廃棄物となると考えられます。

撤去作業を所有者自らが行う場合は、一般廃棄物になりますが、屋根の上での重量物撤去作業を所有者自らが行うケースは、少ないでしょう。

●山や川に、捨ててはいけません!

河川敷にゴミ捨て

基本的には、ご自身で撤去や廃棄を行うのではなく、建物解体業者等に撤去&廃棄処分を依頼するケースがほとんどです。取り付けを依頼した業者もしくは自宅を購入・建築した業者に聞いてみることになります。積水ハウスなどのハウスメーカーは、下請けの建物解体業者と契約しており、最終的にそちらの業者が実際の作業を担当します。

太陽光発電協会のQ&A

ソーラーパネルの廃棄処理費用

まだ、設置されて日が浅いために、廃棄処理の件数自体が少ないながら、2014年3月に環境省と経済産業省がまとめた調査結果をお伝えします。

  • 平均で1件あたり89,000円
  • 12万円未満が57.2%
  • 18万円以上が11.9%

使用済再生可能エネルギー設備のリユース・リサイクル・適正処分に関する調査結果|環境省・経済産業省

廃棄費用としては、約10万円位の費用がかかると考えておいて良いと思います。

なお、現時点で廃棄を行うパターンは、引っ越しや建物解体に伴う撤去がほとんどで、システム購入・設置した業者に依頼します。実際、引っ越しを行う際に太陽光発電システムを解体するより、そのまま残してシステム込みで家を売却するケースが多いでしょう。

 

2012年以降に設置された太陽光発電システムが20年先や30年先に廃棄処理やパネルの入れ替えを行うときには、件数が増えるために、専門業者の登場や中古市場が増加する可能性も考えられます。

産業廃棄物となる部品

廃棄された太陽電池モジュールは、分解されてから、非鉄精錬業者に売却されるパターンやガラスとセルを分解してから、それぞれをスクラップ業者に販売するケースがある。

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