<スポンサーリンク>

太陽光発電のモジュールや周辺機器のメーカー保証は10年~25年

太陽光発電システムは、長期にわたり利用しますので、壊れにくいか・保証はどうなっているのか心配です。そこで、各メーカーのウェブサイトから調査をしてみると、太陽電池モジュールは10年~25年保証、周辺機器は10年保証という形でした。

太陽光発電システムの費用を回収できる採算年数は、2012年現在「10年~20年」と言われていますので、保証年数が長くないと修理費用でお金がかかってしまいます。

もちろん、細かい保証内容は各社により異なりますので、詳細については、見積もり時やお問い合わせ時に販売・施工会社でお確かめください。保証内容や年数は、太陽光発電メーカーや業者選びの重要なポイントの一つです。

アフターサポート・保証などの言葉で各メーカーのウェブサイトでは、保証内容について掲載しています。

メーカー保証の詳細は要確認


太陽光発電メーカーの保証年数一覧

メーカー 太陽電池モジュール 周辺機器
シャープ 10年 10年
京セラ 10年 10年
パナソニック&三洋電機 10年 10年
三菱電機 10年 10年
東芝 10年 10年
ソーラーフロンティア 20年 10年
カネカ 10年 10年
サンテックパワージャパン 25年 10年
カナディアン・ソーラー 25年 10年

※各社ウェブサイトから抜粋

10年保証は各メーカーで当たり前になっています。

メーカー保証の内容

この保証範囲内に故障や大きな発電出力低下があった場合に、無償で、修理や交換を行うのが、メーカー保証です。

太陽電池モジュール(ソーラーパネル)は、寿命が長いため、一部メーカーは、20年以上の保証を付けています。パワーコンディショナーなどの周辺機器は、太陽電池より寿命が短いため、調査した9社全てが10年保証となります。

・保証内容は、自然災害に対しての考え方や上限金額の考え方がメーカーにより違います。

例えば、地震は保証しますが洪水は保証しない。上限金額300万円など。

太陽光発電システムは「メンテナンスフリーで故障もほとんどない。」と宣伝していますが、いつ起こるかわからない自然災害の保証も確認しておくと安心して利用できますね。

●太陽電池モジュールの出力低下

太陽電池モジュールは、年数が経つと少しづつ劣化していき、出力が低下します。メーカー保証では、以下の出力低下がみられた場合に修理や交換を行うことが一般的です。

・10年以内の出力低下:最大出力の90%
・20年以内の出力低下:最大出力の80%

太陽光発電システムメーカー保証の条件と注意点

太陽光発電システムのメーカー保証を受けるには、いくつかの条件がありますので、そちらをピックアップしておきます。

・定期点検をうけること
・メーカー指定の周辺機器で組んだシステム
・メーカー指定の販売・施工会社で設置工事をすること
・ユーザーの故意・過失ではないこと

これらの条件は、メーカーにより異なりますので、見積もり取得・契約時によく確認しておく必要があります。

また、価格だけを重視すると太陽光電池モジュールはA社、周辺機器はB社とC社の組み合わせといった形になり、故障時にメーカー保証の範囲外となることがあります。

販売・施工会社によく相談して契約・設置ください。

家電製品でもテレビはソニー、ビデオやDVDはパナソニック、パソコンはレノボなどとバラバラに買った場合に、組み合わせが上手くいかないことがあると思います。

シャープのまるごと15年保証

また、シャープは、2012年の7月1日から「まるごと15年保証」を開始しました。太陽電池モジュールや周辺機器を15年間、有償で保証するシステムです。

保証料金は、設置システム容量※8が3~4kW未満であれば15,960円(税込)とのことです。詳細はシャープのウェブサイトでご確認ください。

<スポンサーリンク>
サイドメニュー1

お役だちリンク集とブログランク

THE SOLAR BUDOUKAN

中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2013
当サイトは佐藤タイジ氏主宰「THE SOLAR BUDOUKAN」プロジェクトを応援しています。