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2015年6月で買取価格の事業者利益上乗せが終わる予定

経済産業省は、再生可能エネルギーの2015年度の買い取り価格の調整を検討中。出力10キロワット以上の太陽光発電の買取価格を4月と7月の2段階で引き下げることを検討。

現在の1キロワット時あたり32円から20円台後半に下げる方向とのこと。

再生エネルギーの買取価格

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経産省の有識者会議「調達価格等算定委員会」が設備コストと利益を考慮して、3月末までに買取価格を算定して、経産省が決める。

制度開始後3年間は、利益を上乗せすることが決定済。上乗せ期間中2015年6月末に終了するために、15年度は4~6月以降と7月以降の2通りの価格設定で調整中。

日経新聞によると算定委員長の植田和弘京都大学教授は、買取価格は下がる方向と話す。

そうなると価格メリットが少し下がってしまうことに。

10kw未満の家庭用の価格を引き下げるかどうかは今後の検討課題。10kw以上の大型太陽光発電は現在の32円に対して20円台後半で調整が進むとのこと。

風力や地熱・バイオマスなどの価格は据え置き予定。2014年度の太陽光発電含む再生可能エネルギーの買い取り価格。

スマートジャパンの石田雅也氏の記事によると住宅用の価格は37円から36円と1円下がる見通し。少し太陽光発電の採算は悪くなるかもしれませね。

固定価格買取制度の買取価格の見直しが始まった。焦点になる非住宅用の太陽光発電は1kWhあたり32円から26円へ引き下げる可能性が濃厚だ。住宅用の太陽光も小幅ながら37円から36円へ下がる見込みである。そのほかの風力・中小水力・地熱・バイオマスは現行の買取価格を維持する。スマートジャパン

政府の意向としては、再生可能エネルギーの中で、バイオマスや風力・地熱などを増加させたい意向。未利用木質バイオマス・メタン発酵利用などの様々な方法が検討されている。

しかし、それぞれメリットとデメリットがあるため、どれほど普及していくかはまだわかりません。

バイオマス発電設備認定状況(2013年末時点)

2012年度の我が国の総発電量位占める再生可能エネルギーの割合はまだ1.6%と少ない。とはいえ、2003年度の0.6%と比べると穏やかではあるが着実に増加している。財経新聞

大型の事業用は、九州電力の受け入れ拒否などの話もありましたし踊り場に達した模様。

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