ドイツは、太陽光発電など再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)を2017年から廃止
ドイツ政府は2016年6月8日にベルリンで開いた閣議で、再生可能エネルギーで発電した電力を電力会社が20年間買い取る【固定価格買取制度】を原則、来年から廃止すると決定。
ガブリエル経済・エネルギー大臣は、時代に合った制度に見直す必要があるとして、来年以降の電力は、市場価格に近い値段での買取を示唆。
これで、太陽光発電を含む再生可能エネルギーを作れば、政府(電力会社)が、長期間、固定価格で買い取るバラ色の時代は、ドイツが一足先に終りを告げました。これからは、発電に向いた地域・場所なのかを厳密に精査して採算の合う発電設備のみ設置していくことになります。