DMM.comのソーラーパネル：サービス終了

DVDなどの宅配レンタルやコンテンツ配信を行う会社がDMM.comです。異業種ともいえる太陽光発電システムの販売を8万円で行うとして注目を集めています。

普通、住宅用の太陽光発電システムを設置するには、100万円・200万円といった初期費用がかかります。

なぜ、DMMソーラーパネルは、8万円で設置できるのでしょうか？どのような仕組みなのか見ていきましょう。

太陽光発電システムを検討中の方は、検討している中にDMMソーラーパネルを加えてみてはいかがでしょう。

2013年7月現在、この実質8万円プランはサービスを終了し新たにパッケージプランとしての提供を行っていますのでご注意ください。

DMMのソーラーパネルは8万円

DMMのソーラーパネルは、初期費用8万円と抑えて、その代わりに、発電した電気を設置者とDMM.comでシェアをします。

シェアの割合：DMM.com8割：設置したお客様2割

DMMのソーラー8万円のビジネスモデル

太陽光発電に必要なパネルや工事費などの大部分をDMM.comが負担し、設置する側は、自宅の屋根という場所を貸すようなイメージですね。

太陽光発電事業を10年契約で共同スタートして、売上の2割をお客様、8割をDMM.comが得ます。その8割でDMMは初期費用を回収して利益を得るというビジネスモデルです。

初期費用を安くして、リスクを少なくしたいという方向きの太陽光発電システムです。

太陽光発電サービス「DMMソーラー」は、2012年2月15日（水）よりお申込み受付を開始し、2012年11月9日にて同サービスへのお申込み件数（※1）が15,000件を突破しました。

9カ月で15,000件の申込みとは凄い件数です。

DMMソーラーパネルの利益と契約条件

DMM側は、1kw固定42円の価格であれば十分な利益が出ると踏んでこのビジネスをはじめています。設置時に自治体から貰える補助金もDMM.comに入り、発電した電気を42円で売れると採算は取れます。

また、DMMソーラーパネルは、設置するのに条件があり、発電量が見込めない場合は設置できません。逆に言うと、設置できるとDMM.comが認めた場合、採算の合う土地・住宅であるとDMMが判断したということです。

合格率は約3割と狭き門です。

●DMMソーラーパネルのご契約条件
1.発電量（日照量・屋根の形状）が弊社の規定に達すること
2.10年間の契約を行っていただけること
3.築30年未満の家・建物の所有者であること（または同意を受けていること）
4.インターネットを使える環境が整っていること
5.補助金制度のご利用にご同意いただけること
6.設置費用8万円と補助金相当額をご用意していただけること

※青森県、秋田県、山形県、沖縄県、離島はご利用いただけません
出典：DMM.comのウェブサイト

DMMソーラーパネルの製造や仕様

ソーラーパネル：株式会社グリッド、太陽電池のセルは台湾製で、長瀬産業を通じて輸入、多結晶シリコン
パワーコンディショナー：オムロン製

DMMソーラーパネルのメリットと向いている方

DMMソーラーパネルのメリットと向いている方をまとめました。

DMMソーラーパネルのメリット

・負担は8万円程度（8万円+売電メーターなど）

・日中の電気代は安くなる上に、収入が得られる可能性もある

・１１年目以降は売電は１００％契約者のものです。

・非常時は自立運転可能

実質8万円のDMMソーラーパネル向きの方

太陽光発電に向いている住宅なのに・・・

・太陽光発電を導入したくても初期費用が高額で設置できない。

・ローンは受けたくないし、お金のやり繰りができない

・何百万円も投資して、上手く採算が取れるか不安だ、リスクを負いたくない

といった方におススメの太陽光発電システムです。

DMMの無料見積もりは受ける価値あり

DMMのソーラーパネルは、見積もり無料です。そして、相手もビジネスですから、採算の取れない住宅には、設置をしません。

普通の太陽光発電システムだと、初期費用として支払ってもらえるので、メーカーや販売業者は設置すればビジネス的にはOKです。しかし、DMMは、発電量が少ないと彼ら自身が儲からないのです。

そのため、設置できるかどうかの判断をシビアに行うはずです。合格率は3割です。

太陽光発電システムの導入を検討している方は、DMMソーラーの見積りはした方がお得です。