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知らなきゃ困る!太陽光発電設置時の詳しいリスク

太陽光発電を自宅に設置する際のリスクやデメリットは気になりますね!ここでは、一番詳しくデメリットやリスクを説明いたします。

営業マンはいい事しか言わないと見積もりを取ったときに心配になることも多いのではないでしょうか?太陽光発電全般についてのデメリットと併せてご覧ください。

太陽光発電システム

太陽光発電設置についてのデメリットやリスク

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雨漏りや屋根の損傷などのリスク

太陽光発電システムは、屋根の上に設置しますので、雨漏りなどが起きることもあります。特に瓦屋根の場合には、瓦をずらして固定するため、雨漏りや屋根の損傷リスクはゼロではありません。

⇒解決策:経験豊富な施行業者にしっかりと工事をしてもらうことです。施行業者の経験や工事内容次第で回避できるリスクですから、雨漏りや屋根の損傷リスクを施行業者に確認し対応方法を見積もり段階でしっかりと聞いておきましょう。

屋根の形状や方向

太陽の光をどれだけ屋根に設置するソーラーパネル(太陽電池モジュール)が受けられるかにより発電効率が大きく変わります。真南の屋根が一番効率が良く真北の屋根では、65%程まで効率が落ちてしまうケースもあるようです。

詳は、こちらの太陽光発電設置に有利な屋根や角度をご覧ください。訪問販売業者などで、発電効率が見込めないにも関わらず設置工事を奨めるケースもあります。

⇒解決策:自宅の屋根の向きや大きさを確認し、発電効率を自身でも確認する。相見積もりを取り、業者ごとの発電効率に大きな差がないか?その理由は妥当かなどを納得いくまで確認する。

近隣や樹木による影の影響

近隣に高い建物や樹木があると、影ができてしまい、発電効率が下がってしまうリスクがあります。今はなくても将来、隣に大きな建物が立って影になってしまうこともあります。

⇒解決策:設置前に、周辺にある建物や樹木を確認する。時間帯ごとに、それらの影がどれ位の時間、自宅の屋根にかかり日光を遮っているのかを確認した上で設置を検討する。お住まいの住居の用途地域が何かを確認する

家の外観に影響する

自分の家というのはまさに自分の城であり何ものにも代えがたい大切なものとお考えの方も多いのではないでしょうか?太陽光発電のソーラーパネル(太陽電池モジュール)は、目立ちます。電車に乗って窓の外を眺めるとソーラーパネルが設置されている家がどれか誰でも分かりますね。

屋根や家の美しさという観点から、設置を嫌がる方もいますので、デメリット・リスクの一つと言えます。

⇒解決策:自宅に合った形のデザインや色のソーラーパネルを選ぶ。家族間で納得するまで話し合う

施行業者のリスク

雨漏りの件で述べましたが、施行業者によっては、設置するまでは一生懸命で後はほったらかしや腕が悪くて雨漏りや屋根の損傷に繋がるリスクがあります。

⇒解決策:複数の施行業者から見積もりを取る。実績や施工保証の有無を確認し安心できる施行業者を選ぶことです。価格の安さだけで選ばないことです。

地域性によるデメリット

太陽光発電に有利・不利な土地はあります。デメリットの観点としては、雪が多い・雨が多い・日照が少ないなどの地域にお住まいの場合、年間の発電量が大きくことなります。

⇒解決策:設置前に地域別シミュレーションで確認する。業者から相見積もりを取る際に、年間発電量を調査し見せてくれますので、その数値を参考にしてください。

価格に関するデメリットやリスク

高価なシステムで転売しにくい

出力4kWのシステムの初期費用は約200万円と高価です。(補助金を除く)

しかも、設置した後に、簡単に返品や取り除くことができません。設置にかかったお金をドブに捨てることになります。ようやく中古太陽パネルの下取りシステムができつつあるところです。

⇒解決策:設置前に慎重に検討する。相見積もりを取り、雨漏りや施工保証など設置後に起きえるリスクを検討し解決できると思うまで設置を決めない。

採算(元を取る)を取るのに時間がかかる

太陽光発電の設置費用を回収するのにかかる期間は、8年以上と言われる程、年月が必要です。10年以内に回収できるようであれば設置した方が有利と思いますが、その間に引越しその他により環境が変わるかもしれません。

そのため、長期間にわたり家に住み続けるかどうかや採算が取れるかどうかを検討することが必要です。

⇒解決策:初期費用にメンテナンス費用も考えて採算が何年で取れるかをシミュレーションして検討する。

メーカーや業者により価格や内容が違う

太陽光発電メーカーや施工業者はたくさんあります。そのため、どれを選べば良いか迷ってしまいます。

⇒解決策:相見積もりを取る。価格だけで決めない。その業者が提案した内容を吟味し、なぜそのメーカーを使うのか?自分の家に合わせてきちんと考えてくれているのか?質問を重ねて納得するまで決定しない。

将来の価格低下リスク

現在、再生可能エネルギーの分野の研究は進み、ソーラーパネルの普及に伴い、価格が下がりつつあります。そのため、設置後数年するとさらに価格が下がる可能性があります。

一方では、固定価格買取制度や補助金制度の手厚さがいつまで続くかという問題があり、いつ設置するのが得なのか?という点もポイントです。

2013年度は、売電価格の引き下げがありそうです。

⇒解決策:補助金・発電量や効率から採算が取れるかどうかのシミュレーションをしっかり行う。初期費用を安くした場合・補助金がない場合などいくつかのパターンで計算してみる

固定価格買取制度や補助金制度のリスク

太陽光発電の電力は、1kWあたり42円で買い取りが行われます。では、この価格は将来的に上がるのでしょうかそれとも下がるのでしょうか?

もちろん、将来の事はわかりませんが、ドイツやスペインなど再生可能エネルギー先進国の状況を見ても下がる可能性の方が高いと考えておいた方が良さそうです。実際、今でもこの42円という価格が高すぎるという声がありますので、高い価格で買い取ってくれるうちに契約した方がお得かもしれません。

⇒解決策補助金や固定価格買取制度の改定前に契約を行う。

故障や災害についてのリスク

ソーラーパネルの故障や出力低下リスク

ソーラーパネルは、故障しにくい設備とはいえ、時間が経つと出力が低下します。目安としては、最大で10年で10%つまり1年に1%低下すると考えておいてください。これ以上の低下はメーカー保証で修理や交換をしてもらえます。もちろんメーカーにより保証の期間や内容は異なり、ソーラーパネルの保証期間は10~25年、周辺機器は10年という保証がほとんどです。

⇒解決策:メーカー保証や施工会社の保証内容を確認し、場合によっては有料保証を検討する。

パワーコンディショナーなど周辺機器の故障リスク

パワーコンディショナーなど周辺機器はソーラーパネルより故障しやすく10年程で交換や修理の必要が出てきます。

⇒解決策:採算計算の中に、周辺機器の交換・修理コストを入れておく(メンテナンス費用)。周辺機器の故障に対してどの程度保証してくれるのか聞いておく。保証する分、他のコストが高くては意味がありませんのでトータルコストはどうかという点と合わせてご検討ください。

自然災害などに関するリスク

地震・火事・洪水など自然災害で自宅に大きなダメージを受けた場合、太陽光発電システムも無事では済みません。落雷・雹・大雪など小さい災害が起きた時や大きな災害の時はどうするのか聞いておきましょう。

一般的にメーカー保証は、火災・落雷・台風など局地的な被害に対して保証しているケースが多いようです。一方、地震や火山の噴火など被害が大きい場合の保証はできないケースがほとんどです。

⇒解決策:メーカー保証の範囲をしっかり確認する。別途、損害保険や有料の保険がないか確認する。自然災害への対策

デメリットやリスクを考える人

デメリットやリスクをしっかり確認

太陽光発電システムは、高価でかつ、簡単に中止ができない装置です。そのため、考えられるリスクやデメリットをできるだけ無くしてから設置を行いましょう。

特に、一社だけの見積もりで決めるのではなく複数の会社で見積もりを取り比較検討をしながらじっくりと設置を決定する方が後で後悔せずに済みます。

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