太陽光発電の採算シミュレーション:単価別に収入予測

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太陽光発電システムは、1ｋｗあたりの単価42円で買い取ってくれますので、全額、電力会社に販売した場合の採算などをシミュレーションしてみました。

発電した電気を電力会社に売った場合のシミュレーションをいくつか行ってみました。

1年間に発電した電気を全て売った場合の単価別シミュレーションです。

年間予測発電量	単価42円	単価37円	単価32円
3,500	147,000	129,500	112,000
4,000	168,000	148,000	128,000
4,500	189,000	166,500	144,000
5,000	210,000	185,000	160,000

※単価は1キロワット（kw）あたり

電気を全て売る場合のシミュレーションは、カンタンです。また、2012年現在の単価42円はかなりお得で、「設置にかかる費用－発電で得られる売上＝利益」の採算は取りやすくなっています。

今後、単価が下がる可能性を考えて、単価：37円・32円の計算もしておきました。

年間の単価別売電収入は上記のとおりです。それでは、10年間～20年間を計算してみましょう。

●全額、電力会社に売った場合のシミュレーション

年間予測発電量	1ｋｗ単価42円	10年間	15年間	20年間
3,500	147,000	1,470,000	2,205,000	2,940,000
4,000	168,000	1,680,000	2,520,000	3,360,000
4,500	189,000	1,890,000	2,835,000	3,780,000
5,000	210,000	2,100,000	3,150,000	4,200,000

●70％を電力会社に売った場合のシミュレーション

年間予測発電量	1ｋｗ単価42円	10年間	15年間	20年間
3,500	102,900	1,029,000	1,543,500	2,058,000
4,000	117,600	1,176,000	1,764,000	2,352,000
4,500	132,300	1,323,000	1,984,500	2,646,000
5,000	147,000	1,470,000	2,205,000	2,940,000

太陽光発電システムで発電した電気を100％売った場合と70％売った場合のシミュレーションです。

それなりの発電量を見込める場合、100％売る場合は、長めに見積もっても15年あれば採算が取れそうです。

実際には、100％売ることはなく、自分で使う分もありますので、70％の売電で計算すると15年前後というところがメドになりそうです。自分で使う分も、電力会社から購入しなくて済む分、安くなります。

太陽光発電で利益が出るかどうかは、屋根の形状などによる初期費用の多少・お住まいの地域の日照量による発電量の多少・補助金の有無などで変わりますので、しっかりと見積もりを取るのが大切です。

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買取価格の引き下げ・設置に必要な初期費用は年々下がっていますのでご注意ください。

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