ソフトバンクモバイルの「おうち発電プロジェクト」
太陽光発電事業は、ソフトバンクの孫正義氏が力を入れている事業。そしてソフトバンクモバイルとSBエナジーの二社が組んで、住宅の屋根を借り受けて太陽光発電を設置する「おうち発電プロジェクト=発電スポット」を開始します。
ソフトバンクモバイルのおうち発電プロジェクト
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出典:ソフトバンク「おうち発電プロジェクト」
これは、ソフトバンク側が費用を負担して、住宅の屋根に太陽光発電を設置して管理を行い、発電した電気を電力会社に売るしくみです。売電して出た利益は、ソフトバンクとお客様で分けることになります。
自分で設置するのと違って費用が無料な分、利益も少なくなります。リスクを少なくして若干の収入を得たい・社会に貢献したいという方向けの商品です。
●ソフトバンク:屋根貸し(借り)で太陽光発電に参入
ソフトバンク:おうち発電プロジェクトの特徴
1. お客様の実質負担ゼロ:無料で設置できます。
2. 停電時は非常電源に:停電した場合には、発電した電気をご自宅で使用することができます。発電できない夜間などは使えません。
3. 毎月、売電額の一部をお支払:発電した電気はすべて売電するしくみで、お客さまには売電額の一部をお支払いします。 支払い額は、売電額の15%相当です。
4. 契約期間:(20年間)を経過すると、おうち発電プロジェクトのシステムはお客さまに譲渡されます。
5. アフターサポート:機器の不具合、パネル設置後の雨漏りなど設置後のサポートはソフトバンク側が行います。
6.携帯割引:「発電スポット」にご加入いただくとソフトバンクの携帯サービス、または固定ブロードバンドサービスの通信料が割引となります。
おうち発電の細かいポイント
・売電の利益想定:1件当たりの発電量は、だいたい4kW程度を想定して、この場合の売電金額は月に14,000円前後となります。屋根の所有者に支払われる発電スポット利用料は月額2,000円前後と予想。
・中途解約:契約期間は20年間、そして10年以内に解約した場合には契約解除料がかかる(出力6kW 未満で9万8000 円、6kW 以上で19万8000 円)
・募集期間:今回のプロジェクトは実験として募集期間は2012年12月21日から2013年3月31日までで、先着1000棟を募集する。
・対象地域や条件:対象地域は31都府県(島しょ部・離島を除く)。築15年以内の1戸建て、または3階建てまでの集合住宅で建物の所有権があることです。
パネルメーカー:太陽光パネルのメーカーは、サンテックパワージャパンとシャープ。ソフトバンク側がどちらのパネルを設置するかを判断する。施行会社はサンテックの場合、大丸総合企画とフォトボルテック、シャープは日本エコシステムが担当する。
ソフトバンクグループの太陽光発電
・SBエナジーは、全国各地でメガソーラーの建設計画を進めている。
・太陽光で発電できるソーラー防水携帯で、屋外での電池切れに対応=SOLAR HYBRID™ SoftBank 936SH
同じようなしくみでは、DMM.COMのDMMソーラーもありますので、どちらがお得か検討して設置しましょう。太陽光発電は、一つの家に何台も設置できませんので、採算性・費用について見積もりを複数とって確認することです。
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