ブラジル:2016年のリオ五輪は、環境インパクトゼロを目標
2016年の五輪(オリンピック)は、ブラジルのリオデジャネイロで開かれます。そして、2014年にはサッカーのワールドカップがブラジルで開催されるなど、スポーツイベントが相次いで開かれる予定です。
リオデジャネイロの五輪は環境重視(太陽光)
ロンドン五輪の熱気がまだ冷めていない方も多いと思いますが、リオデジャネイロのオリンピックは、環境に強く配慮した大会を目指しています。太陽光発電と水力を利用したソーラー・シティ・タワーの建設が予定されています。
ブラジルは、資源・人口とも豊富で、成長中の国ながら、貧富の差・スラム・麻薬・環境破壊などの問題も抱えています。
そこで、今回の五輪では、クリーンエネルギーを利用することで、環境インパクトゼロを目指します。
ソーラー・シティ・タワー(太陽光の塔)
中でもソーラー・シティ・タワーは、太陽光発電と水力を利用した塔で、リオの街の新たなシンボルとなると期待されています。
太陽光発電施設がユニークな塔の基部に置かれており、日中はエネルギーを蓄積し、電力をオリンピックシティや都市に供給する。余剰分は、海水を高く汲み上げるのに用い、特別な機会があれば落下させて、大西洋の真ん中に魅惑的な滝を作り出す。
この未来風の建物には、海抜60mの高さに設置された広場からアクセスでき、そこから円形劇場を通って入口に到達する。ここには、あらゆる種類のイヴェントに十分な空間がある。滝の下にはカフェや商店が並び、とりわけ感動的な展望を楽しめるだろう。ソーラー・シティ・タワーをデザインしたRAFAAのサイトです。
●ソーラー・シティ・タワーのイメージ動画
日本だけでなく、世界中で大要項発電を中心としたクリーンエネルギーの普及が行われています。
リオ・デ・ジャネイロとブラジル
映画・シティ・オブ・ゴッド
1960年代から1980年代にかけてのリオデジャネイロ、中でも貧困にあえぐファヴェーラと呼ばれるスラム地域を舞台にした、強盗、麻薬ディーラーなどをして金を稼ぐモレーキ(ストリートチルドレン)たちの抗争が、実話を基にして描かれている。出典:wiki
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ブラジルは、スラム・貧困、そして、ソーラー・シティ・タワー、五輪、ワールドカップと、世の中の善い部分と悪い部分がごちゃまぜになっている感じがあります。
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