普及を助ける太陽光発電アドバイザーの資格に注目
太陽光発電が伸びていく中で、新たな民間資格が誕生しました。太陽光発電アドバイザーは、特定非営利活動法人 日本住宅性能協会が認定する民間資格です。
日本住宅性能協会の太陽光発電アドバイザー概要
環境問題やエネルギーの自給率向上・地産地消の解決策として再生可能エネルギーが注目されるなか、太陽光発電は高い注目を浴び、急速に普及しつつあります。しかし、その一方で、知識不足による様々なトラブルも確実に増加しており、各消費者団体に寄せられる相談の中でも太陽光発電システムに関するものが増えてきています。
太陽光発電アドバイザー資格
ソーラーパネルの導入にあたり、急成長する業界特有の訪問販売等トラブルなどが起きやすくなります。
また、過剰なセールス文句や強引な契約・アフターフォロー不足なども生じやすいため、太陽光発電アドバイザー資格により、良い形での再生可能エネルギーの普及を目指すことが目的です。
確かに、今後の住宅は、エコ・エネルギー問題を避けて通れません。
住宅に太陽光発電システムの設置・断熱材や省エネ設備の選び方・電力の上手な配分など、エネルギーやIT関係の知識と住宅の知識を併せて家を建てることが求められています。
太陽光発電アドバイザー資格の試験問題と費用
記念すべき第一回は、2012年の10月8日に開催されます。
試験日程:平成24年10月8日(月・祝)14:00~16:00(120分)
願書受付期間:平成24年9月7日(金)まで(消印有効)
願書配布:平成24年9月4日(火)まで
受験料:8,800円
試験地:札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、岡山、福岡の全国7会場
合格発表:平成24年10月29日(月)
・太陽光発電の社会環境に関すること
・太陽光発電システムの概要、原理・技術に関すること
・太陽光発電システムの導入に関する法令に関すること
・太陽光発電システム導入の支援施策、資金調達に関すること
・太陽光発電システムの設置基準に関すること
・太陽光発電システム導入に関しての屋根、建築構造、設備に関すること
・現場調査・安全管理に関すること
・その他太陽光発電システムの導入における実務に関すること出典:日本住宅性能協会
太陽光発電アドバイザーの資格用、公式テキスト
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家の設計・建築を目指す専門家の方、太陽光発電の知識を増やすため採算が取れる家を作るために学ぶのもいかがでしょうか。
アドバイザー資格の合格率は約50%
- 第一回 2,186名受験 1,014名合格(合格率46.39%)
- 第二回 1,885名受験 931名合格(合格率49.39%)
- 第三回 1,301名受験 676名合格(合格率51.96%)
住宅リフォーム業界・不動産業界の人達が受験している模様。
スマートハウス
住宅のエコロジー・省エネは、スマートハウス(賢い家)として住宅産業業界は一押しのコンセプトです。
自動車のプリウスが大きく普及したように、従来の家をスマートハウスに置き換えることで大きなビジネスチャンスを狙っています。
●セキスイハウスのスマートハウス動画「スマートハイム」
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