最も大きな発電所:世界のメガソーラーTOP10
ソフトバンクは、鳥取県米子市に国内最大級の3万9,500キロワット(39.5メガワット)の太陽光発電所(メガソーラー)を建設すると発表しました。(2012年8月29日)
1MW(メガワット)=1,000kW(キロワット)です。
ただ、39.5メガワットといっても、その大きさがピンと来ない方も多いと思います。そこで、世界で最も大きなメガソーラーは、どこにあって、どの程度の規模か調べてみました。
ソーラープラザ(SOLARPLAZA:英語)というウェブサイトが世界のメガソーラーTop10を公表しています。さあ、どこの国にある太陽光発電所が最も大きいのでしょう。
世界のメガソーラーTOP10はどこ
世界最大のメガソーラーは、ウクライナの「Petovo」で、その規模は、100メガワットです。なんと、ソフトバンクが作る米子市の約2.5倍の出力です。
世界最大:Petovoのスペック
ではそのスペックを見てみましょう。Activ Solar社が運営しています。
1. Perovo
最大出力: 100 MW
国名: ウクライナ
オーナー: Activ Solar
企業: Activ Solar
太陽電池モジュール: c-Si
操業: 2011出典:SOLARPLAZA
日本最大のメガソーラー
また、日本最大のメガソーラーは、東京電力の扇島太陽光発電所です。(2012年8月)
神奈川県川崎市川崎区扇島にあり、最大出力13メガワット(13,000kW)です。約64,000枚の太陽電池パネルを使用しています。
東京電力のホームページでは、現在の発電力なども見ることができます。
横の画像は、夜に取得しましたので、発電状況は、0kWです。
大きな地図で見る グーグルマップで見る川崎区扇島
原発・火力から太陽光を増やすことで採算が悪化します。巨大なソーラー発電所を作ることでトータルコスト改善につなげたいものです。
孫の時代まで持続可能な社会を作るために、再生可能エネルギーの活用は世界中でプライオリティーの高い事業計画。技術開発が次々に進められていますので今後も増えていくでしょう。
アメリカではソーラーパネルのせいで鳥が死亡するなど生態系へのダメージも危惧されています。欠点の修正・自然保護の観点も考えて行きたいもの。
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