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駐車場や工場の屋根に設置するミドルソーラーエナジー

新たな太陽光発電の設置場として、駐車場や工場・商業施設を活用する事業が始まります。

伊藤忠商事・東芝・環境経営戦略総研の3社がジョイントで設立する新会社がミドルソーラーエナジー。近年、家庭の屋根以外にも農地や都心の空き地・駐車場などの活用が増え、ニーズを満たせると考えました。

ミドルソーラーエナジーは駐車場や施設の屋根に特化

大規模のメガソーラーに対して中規模の太陽光(非住宅)をミドルソーラーと呼ぶ。出力は10kW~1000kW未満。
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駐車場や施設の屋根など、空間を活用できるため採算が取りやすいことが特徴。東京都競馬も駐車場に太陽光発電を設置することで大きく収益が上がりました。

ミドルソーラーのメリットを環境ビジネスオンラインから引用します。

特に、10kW~50kW未満での太陽光発電システムに関しては、広大な土地を必要としないという点のほか、下記のような利点がある。

  • 固定価格買取制度の設備認定がインターネット経由で申請できる。
  • 一部の電力会社では、系統連系協議に必要な調査料が不要、かつ協議に要する時間が早くなることがある
  • 電力会社との系統連系が「低圧連系」で可能となり、キュービクル等の設置が不要

環境ビジネスオンライン

駐車場や施設の売上に売電収入を乗っけることができる。

駐車場の屋根で発電

ミドルソーラーエナジーは、2017年3月末までに50ヶ所程度。発電能力3万キロワットを計画。総投資金額は60億円規模。

発電した電気は、固定価格買い取り青制度で、電力会社に販売。

プロジェクトの分担は、環境総研が賃貸契約面や架台開発・伊藤忠はIT支援・東芝が太陽光パネルなど機器納入。

それぞれの強みを活かしたビジネス展開。

都心に存在する駐車場には、小さい太陽光発電を設置して自動販売機の電気をまかなっている例も多い。また、遊休地活用は積水ハウスなどハウスメーカーも参入済み。

地方の農地活用と異なり、空いた土地の少ない都心では太陽光発電のためだけに土地活用することは難しい。そのため、屋根を利用した発電は一石二鳥で空間利用できるメリットがあり普及していく可能性が高い。

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