<スポンサーリンク>

「最新ニュース」の記事一覧(5 / 9ページ)

ロイヤル・ダッチ・シェル(石油メジャー)のシナリオプランニング

石油メジャーの一つ。セブンシスターズとして石油業界に君臨したロイヤル・ダッチ・シェル社は、「シナリオ・プランニング」というエネルギーの長期ビジョンを作成。

ほぼ5年ごとに全世界の動向とエネルギー事情を対象にシナリオ作りを行い、2013年に新シナリオを発表。

2013年10月28日:新しいシェル・グローバルシナリオ「New Lens Scenarios」のシンポジウムを開催。太陽光発電を含む再生可能エネルギーの未来について言及されている。

「New Lens Scenarios」は、二本のシナリオで構成

異なった二本の予測では、太陽光発電の普及度が大きく異なる。元三井石油の岩瀬昇氏・雑誌wiredの記事を参考にまとめてみました。

ロイヤル・ダッチ・シェルの関係会社である昭和シェル石油は、従来より太陽光発電に力を入れており、2006年に設立した昭和シェルはソーラーフロンティアと名前を変えて業界のリーディングカンパニーに成長。太陽光発電はクリーンさというメリットを持ちながら広い土地・価格というデメリットがある。長所を生かしながらの普及を望みたい。

電力5社が固定価格買取制度の事業者用新規申し込みを保留

九州電力をはじめとして電力5社が10kW以上の事業者用太陽光発電の新規申し込みの回答を保留することを2014年9月30日までに公表。

10kW以上の事業者用。家庭用は回答保留の対象外。

5電力が事業者用新申し込みを保留

北海道、東北、四国、九州、沖縄の5電力は送電線の能力が足りないことを理由にしている。FITの制度では、電気の円滑な供給に支障が生じる恐れがあるときには拒否をして良いと定めている。九州電力によると2014年3月に、それまでの一年分に相当する申し込みが殺到したと説明。

先ほどの「応ずる義務」は、同法第4条の「特定契約の申込みに応ずる義務」と第5条の「接続の請求に応ずる義務」の2段階が明記されており、そのいずれにも「経済産業省令で定める正当な理由がある場合を除き」、「経済産業省令で定める正当な理由があるとき(を除き)」という文言が用意されていることが分かります。Not-So-News

エコノミスト誌によると、政府がFIT創設以前に設定した太陽光発電の累積導入目標は20年に2800万kW、30年で5300万kW。ところが送電網に接続済は14年6月末で1500万kW、今後、7000万kWに迫る勢いで増え続けている。

太陽光発電や風力発電は気象条件等により発電量が大きく変化し、太陽光発電が総発電量に占める割合が大きくなると調整が難しくなる。火力発電は電力需要に合わせて発電量を調節できるため調整役を担う。

太陽光発電は、再生可能エネルギーというメリットと夜間発電できず天候に左右されるデメリットを持つ。

太陽光発電で電気を作るコストを半減目標

日本政府は、今後の成長戦略の中で、電力関係投資を30兆円規模に拡大するとしています。

中でも再生可能エネルギーの普及に力を入れており、太陽光発電のコストを10年間で半減する目標を掲げる。

電気を作るコストの比較

1キロワットの出力で1時間電気を作るコストの比較(2010年時点)

  1. メガソーラー:30円
  2. 住宅用太陽光発電:33円
  3. 石油火力:22円
  4. 内閣官房の試算

日本政府は、電気を作るためにかかるコストを10年以内に半減させて、石油火力以下の水準にすることを目標。

米エネルギー庁による太陽光発電を含むエネルギーごとの資産(2011年)

米エネルギー庁の試算

費用は、【セント/kWh】で、新たに建設し2016年に稼働を始めると試算。

米国と日本で違う面もあります。2011年以後に大きく太陽光の価格は下がり採算性は向上しています。しかしながら最も高コストであることは日米ともに変わらず。

また、建設費が高いエネルギーもあれば燃料費にお金がかかる設備もとそれぞれに特徴がある。

PVJapanとカリフォルニア州の砂漠にメガソーラー

太陽光発電の大規模な展示会「PVJapan2013」が7月24日~26日の間、東京ビッグサイトで開催されます。

当イベントは、多くのお客様に好評いただき終了しました。

PVJAPAN2013

多くのメーカーが協賛し、日本を代表する業界団体である太陽光発電協会(JPEA)が主催する総合イベントです。

このイベントの目玉は二つ

1.再生可能エネルギーの代表となっている太陽光発電を中心に、最新技術の紹介や未来像などのセミナーが開催されます。

2.海外・日本国内と多くのメーカーが参加した展示会場

(1)太陽電池 / 応用製品ゾーン
(2)システム・BOS・スマートネットワーク関連ゾーン
(3)製造装置関連ゾーン
(4)部品・材料・施設関連ゾーン
(5)検査 / 測定機器、ゾーン
(6)各種施工関連ゾーン
(7)関連製品 / 技術 / サービス / 自治体ゾーン
PVJapan2013

今後の太陽光発電がどのように発展していくのか?様々な技術革新動向や今後の展開に興味をお持ちの方はぜひご参加ください。

イベントの入場は無料ですが、事前登録が必要です。お申込みは、PVJapanの公式サイトからどうぞ!

中国の太陽光パネル:サンテック社債がデフォルト

世界最大の太陽光パネルメーカー、中国のサンテック・パワーがデフォルト(債務不履行)になったと関係者が明かしたとのことです。

サンテック・パワーのデフォルト

サンテック・パワー・ホールディングス の社債5億4100万ドル(約513億円)の受託会社は16日、償還期限が過ぎたのを受けて同社にデフォルト(債務不履行)を通告した。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。ブルームバーグ

サンテック・パワー・ホールディングスの株価情報

サンテック側としては、債券保有者の63%が権利行使を5月15日まで先送りすることに同意しており、まだ合意していない債務者にも合意を促すとのこと。

サンテック・パワーの経営不振

世界的な太陽光パネルの価格引き下げ競争や関税問題により経営不振となったことが原因で、中国政府が救済するかどうかにも注目が集まっています。

ただ、中国政府自身の援助と低価格戦略でシェアを奪ってきましたが、過剰供給と化しています。そのため、サンテックを救済する場合、他社との統廃合による市場再編を狙っているようです。

サイドメニュー1

お役だちリンク集とブログランク

THE SOLAR BUDOUKAN

中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2013
当サイトは佐藤タイジ氏主宰「THE SOLAR BUDOUKAN」プロジェクトを応援しています。