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太陽光発電設置に有利な屋根の方向と角度で利益が変わる!

太陽光発電システムは、屋根の向きと勾配(角度)が非常に重要です。最も良いのは、「南向き」で、屋根角度(勾配)が30度という条件で、さらに屋根面積が広ければ最高です。

発電効率は、南向きを100%とすると、東向きや西向きの発電効率は約80%です。

もし、自分の自宅が、こんな屋根であれば、太陽電池を敷き詰めたくなります。

広い屋根

太陽光発電の設置に有利な屋根の方位

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太陽光発電に向いている屋根の向きは、日当たりの良い「真南」がベストです。

ただし、真東や真西でも約80%の発電効率を確保することができます。

東南や南西などを向いている屋根は、100%~80%間の発電効率となります。真北についての発電効率は期待できません。

●屋根の方位による発電電力量比率(データは京セラ)

・真南:100%
・真東:83.1%
・真西:83.1%

太陽光発電システムの傾斜角度

屋根や空き地に設置します。屋根には、切妻、寄棟、入母屋、陸屋根など様々な形があります。

太陽光を最も受けやすく発電効率の良い角度(傾斜角度)は、30度です。

ただし、角度の影響は小さく30度を100%として、20度でも98.3%の発電効率です。

●真南に設置した場合の傾斜角度による発電効率

・水平面:88.8%
・10度:94.6%
・20度:98.3%
・30度:100%
・40度:99.5%

データ:京セラ

また、屋根に太陽光パネルを設置する際には、架台と呼ぶ台座を利用しますので、そちらで若干の角度調整を行うことができます。

太陽光発電に向く屋根の条件(角度や方位)

データからも、太陽光発電向きの屋根は、南向きがベストです。

家の屋根が、真東のみ、真西のみの場合、約20%効率が低くなります。

四方を向いている屋根を持つ家だと、真北を除く三方向に太陽光発電システムを設置することができます。

屋根の向き

基本的には南向きの屋根に設置して、さらに発電量を増やしたい場合には、東や西を追加するというケースが多いようです。

太陽光発電を設置する屋根の面積

太陽光発電を設置するのに、向き・角度とともに重要な事が面積です

太陽電池は、発電効率と面積で容量が決まりますのでできるだけ広い面積があった方が有利です。実際に設置した写真もご覧ください。

●太陽電池の容量と必要設置面積

設置は、太陽電池の容量を10倍した数値が必要な面積です。1kWの容量を確保するために必要な面積=10㎡ということになります。

もし、標準的な4kWのシステムであれば、設置面積としては40㎡の屋根が必要になります。

ただし、太陽電池は、高価格で効率の良いものから低価格で効率の低いものでまで多くの種類があります。

そこで、下記のようなイメージで選びます。

1. 屋根が広くコスト優先:低効率で低価格の太陽電池

2. 屋根が広く効率優先:高効率で高価格の太陽電池

3. 屋根が狭い:高効率で高価格の太陽電池

屋根が狭く低効率では、発電電力量が少ない可能性がありますので、慎重に検討してください。

太陽光発電システムは、小さなパネル(太陽電池モジュール)を何十枚と組み合わせて一つのシステムとして完成させます。そのため、屋根の形が、正方形や正三角形以外でも上手く組み合わせることで、かなりの面積を確保できます。

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